2022年7月11日

ＪＡＦ　室伏スポーツ庁長官にゴーカートライセンス贈呈

日本自動車連盟（ＪＡＦ、坂口正芳会長）は５日、ＪＡＦ関東本部（東京都港区）でスポーツ庁の室伏広治長官に「ゴーカートライセンス」を贈呈した。国内モータースポーツの普及と振興を目指して今年１月に新設したライセンス。坂口会長は「カートを起点に活躍するレーシングドライバーもいるモータースポーツの入り口。レジャーとしても運転を安全に楽しんでいただきたい」と述べた。

このライセンスは、年齢制限がなく、ＪＡＦ会員でなくても取得できる。７月１日時点で、１２～９０歳の９０人が取得しているという。ＪＡＦ公認カートコースまたは届出コースで２０分以上の講習を受けて申請する。発給手数料は１千円（税込み）で有効期間は最長３年。ＪＡＦが業務委託契約を結んでいる埼玉、千葉、滋賀県の３コースでは即時発行が可能で、取得できるコースは順次追加する。

このライセンスをＪＡＦが契約するゴーカートコースで提示すると、コース走行前に行う「初回講習」が免除される。将来的には、国内Ｂライセンスなど上位ライセンス取得時に、取得条件を緩和することなども検討する。