会員向けクルマ
biz

INFORMATIONクルマの情報館

自動車産業インフォメーション

2022年7月07日

全国ハイヤー・タクシー連合会 総会・理事会、全会一致で全議案承認

全国ハイヤー・タクシー連合会(川鍋一朗会長)は、都内で2022年度通常総会および理事会を開催した。当日は川鍋会長が新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者となり急遽欠席したが、川野繁副会長が議長を務め、すべての議案を全会一致で承認した。

総会の冒頭で坂本栄二副会長は「全体的には経済活動も活発になりつつあるが、燃料の高騰や円安、労働環境の改善、労働力不足など課題が山積している」との危機感を述べ、業界全体で「地域貢献」「団結」に取り組み苦境を乗り越えるべきとした。合わせて国のさらなる支援策に期待を示した。 

コロナ禍でこのところ中止してきた「秋の事業者大会」については今年度も開催を見送る一方、2023年度に北海道での実施を決定した。

また一部ベンチャーなどが試験運行する「ライドシェア」については、今年度も2015年以来から重ねてきた「『ライドシェア』と称する白タク行為を断固阻止する決議」を踏襲し反対の意思を明確に打ち出した。

総会終了後、来賓の 国土交通省自動車局の秡川直也局長(6月27日時点)は「今後も出来ることは、すべて協力して全部やっていこうというつもりだ」と述べ、 タクシー・ハイヤー業界の支援を継続していきたいとした。

カテゴリー 会議・審議会・委員会
対象者 自動車業界

日刊自動車新聞7月4日掲載