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2022年6月27日

国交省、事務次官に藤井直樹氏 環境省は和田篤也氏

政府は21日に開いた閣議で、各省庁の幹部人事を承認した。国土交通省は山田邦博事務次官が退任し、後任に藤井直樹国土交通審議官(61)を起用する。環境省では中井徳太郎事務次官が退任し、和田篤也総合環境政策統括官(59)が就く。経済産業省の多田明弘事務次官(59)は留任する。

国土交通省は、国土交通審議官に水嶋智鉄道建設・運輸施設整備支援機構副理事長(58)、和田信貴総合政策局長(58)、林俊行復興庁統括官(59)の3氏が就く。秡川直也自動車局長の後任には堀内丈太郎大臣官房付(56)を起用する。

また、総合政策局長に瓦林康人大臣官房長(57)、道路局長には丹羽克彦四国地方整備局長(58)がそれぞれ就く。一部を除き28日に発令する。

経済産業省では、経済産業審議官に平井裕秀経済産業政策局長(58)、総括審議官に新居泰人中小企業庁次長(55)が就く。また、製造産業局長には山下隆一資源エネルギー庁次長兼大臣官房首席エネルギー・環境・イノベーション政策統括調整官(58)を充て、藤木俊光製造産業局長(56)は大臣官房長に就く。

このほか、経済産業政策局長には飯田祐二大臣官房長(59)、産業技術環境局長には畠山陽二郎商務・サービス審議官兼商務・サービスグループ長(53)、特許庁長官には濱野幸一関東経済産業局長兼経済産業政策局地域経済産業グループ長(58)が就く。

松尾剛彦通商政策局長(56)、野原諭商務情報政策局長(55)、保坂伸資源エネルギー庁長官(59)、角野然生中小企業庁長官(57)は留任する。広瀬直経済産業審議官は辞職する。7月1日付で発令する。

環境省では、小野洋地球環境局長(59)が地球環境審議官、秦康之福島地方環境事務所長(55)が水・大気環境局長にそれぞれ就く。松澤裕水・大気環境局長(58)は地球環境局長に就く。7月1日付で発令する。

藤井 直樹氏(ふじい・なおき) 1983年3月東京大学法学部卒、同4月運輸省(現国土交通省)入省。2015年7月自動車局長、17年7月鉄道局長などを経て19年7月から現職。1961年1月生まれ、岡山県出身。

多田 明弘氏(ただ・あきひろ) 1986年3月東京大学法学部卒業後、通商産業省(現経済産業省)入省。製造産業局長、大臣官房長などを経て2021年7月から現職。1963年2月生まれ、東京都出身。

和田 篤也氏(わだ・とくや) 1988年3月北海道大学大学院工学研究科修了、88年4月環境庁(現環境省)入庁。大臣官房審議官などを経て2020年7月から現職。1963年5月生まれ、北海道出身。

カテゴリー 人事
対象者 自動車業界

日刊自動車新聞6月22日掲載