2022年4月06日
国交省 道の駅など478カ所、「防災拠点駐車場」に指定
国土交通省は、広域災害の応急対策拠点「防災拠点自動車駐車場」として、道の駅と高速道路のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)の計478カ所を指定した。災害時には防災拠点としての利用以外を禁止・制限することが可能となり、自衛隊や消防、警察などによる被災者支援や被災地の復旧作業などの迅速化が期待できる。
国交省は、防災機能を持つ道の駅などを国交大臣が防災拠点自動車駐車場として指定する制度を創設。昨年9月に施行し、地域防災計画などに位置付けられた道の駅やSA・PAを対象に指定した。内訳は道の駅が332カ所、SA・PAが146カ所となる。合わせて道路使用に必要な占用許可の基準も緩和した。
道路管理者が防災拠点自動車駐車場に隣接する施設の所有者と協定を締結することで、災害時には地元住民の一時避難場所や炊き出しなど被災者支援に活用することもできる。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞3月29日掲載