2022年4月06日
JAF 二輪車用アタッチメント、全国のロードサービスで運用開始
日本自動車連盟(JAF、藤井一裕会長)は4月から、二輪車用のロードサービスにおいてオリジナルのアタッチメントによる運用を全国で開始する。JAFが数多く保有しているレッカー車の後部に取り付け、二輪車をけん引できるもの。従来、数が少ない積載車や多目的車で対応していた二輪車の救援のスピードアップを狙う。
これまで、大阪府や神奈川県など一部の支部で試験運用を行ってきた。全国の各支部のロードサービス隊員やコールセンターの研修が一巡したほか、車体を傷つけにくい作業方法を確認できたため、新年度から全国での運用を本格化する計画だ。
新たなアタッチメントは原動機付き自転車から排気量1・3㍑級までの二輪車で、車両重量が約350㌔㌘までの積載に対応する。前輪と後輪を載せる部分をつなぐ中心部の可変フレームにバネを内蔵し、運搬時の振動などを軽減して車体へのダメージを抑えたという。
JAFは「東京モーターサイクルショー(会期=3月25~27日)」で、同アタッチメントを一般向けに初披露していた。
カテゴリー | 交通安全 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞3月30日掲載