2022年3月25日
損害車買い取り「タウ」 陸上自衛隊の災害訓練に車両提供
損害車買い取りのタウ(宮本明岳社長、さいたま市中央区)は陸上自衛隊大宮駐屯地に、災害訓練で使用する車両2台を提供した。同社では、2021年に大宮警察署と災害連携に関する連携協定を締結するなど、大規模災害時の迅速な復旧活動に向けた取り組みを進めている。
提供した車両2台は2月21日から2日間、陸自大宮駐屯地で実施した防災訓練で活用された。訓練では要救助者が車内に閉じ込められたことを想定。窓ガラスやドアの破壊方法、また限られた空間で人命救助を行う手順などを確認した。
参加した自衛官からは「車両によって強度が違うことが分かった」「車両の損傷状況によっても救助の方法が異なり、さまざまなケースを想定した訓練の必要性を感じた」などの感想が寄せられた。
同社では今後も、災害発生による被災車両の迅速な引き取りや車両をなくした人への経済的なサポートのほか、地域の防災力向上を図っていく意向だ。
カテゴリー | 社会貢献 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞3月22日掲載