会員向けクルマ
biz

INFORMATIONクルマの情報館

自動車産業インフォメーション

2017年10月20日

三菱自動車の『アウトランダーPHEV』を活用した電力系統安定化サービス(実証)開始について

三菱自動車工業株式会社(以下、三菱自動車)は、欧州最大の電動車両向け充電サービス事業会社であるオランダのNewMotion社(ニューモーション)、オランダ国営の送電事業者TenneT社(テネット)と共に、ビークル・トゥ・グリッド(Vehicle to Grid/V2G) *技術を利用し、『アウトランダーPHEV』の車載蓄電池を活用した系統安定化を目的とする実証実験を開始します。
具体的には、ニューモーションがアムステルダム市の家庭や勤務先に新たに設置する10台の電動車用充放電チャージャーに、停車中の『アウトランダーPHEV』**を接続し、不意の電源喪失や電力周波数の調整に備えるために用意された予備電力市場***向けにサービスを提供するものです。
欧州では2015年に採択された「パリ協定」により温室効果ガスの削減をさらに加速すべく、再生可能エネルギーの積極的な導入促進策が維持・強化されております。今後、化石燃料による発電の代替として自然条件に大きく左右される太陽光や風力等の再生可能エネルギーが大量に送電系統に流れ込むことから、系統の安定化が大きな課題とされております。
更に、英仏両政府が、2040年以降化石燃料車を販売禁止する方針を掲げ自動車の電動化の流れが加速する中で、充電が電力インフラに与える負荷を軽減する新たな仕組みが求められています。
この様な課題の解決策として車載用蓄電池を電力グリッド向けに充放電するV2G技術が注目されております。
三菱自動車は、本実証を通じて電動車/車載蓄電池を活用した新たな価値、事業機会の創出を目指します。
*Vehicle to Grid/V2G:電動車の車載蓄電池を束ねて電力グリッド向けに充放電を行い、需給調整に活用すること。
** 三菱自動車はオランダで累計25千台以上のアウトランダーPHEVの販売実績を有しております。
***欧州の系統運用者は、不意の電源喪失や大規模停電等に備えるために一定の予備電力を確保する手段として、市場取引を活用している。同市場は緊急度や供給時間に応じてサービス内容が異なる設計がなされている。

(以下、三菱自動車)は、欧州最大の電動車両向け充電サービス事業会社であるオランダのNewMotion社(ニューモーション)、オランダ国営の送電事業者TenneT社(テネット)と共に、ビークル・トゥ・グリッド(Vehicle to Grid/V2G) *技術を利用し、『アウトランダーPHEV』の車載蓄電池を活用した系統安定化を目的とする実証実験を開始します。

具体的には、ニューモーションがアムステルダム市の家庭や勤務先に新たに設置する10台の電動車用充放電チャージャーに、停車中の『アウトランダーPHEV』**を接続し、不意の電源喪失や電力周波数の調整に備えるために用意された予備電力市場***向けにサービスを提供するものです。
欧州では2015年に採択された「パリ協定」により温室効果ガスの削減をさらに加速すべく、再生可能エネルギーの積極的な導入促進策が維持・強化されております。今後、化石燃料による発電の代替として自然条件に大きく左右される太陽光や風力等の再生可能エネルギーが大量に送電系統に流れ込むことから、系統の安定化が大きな課題とされております。
更に、英仏両政府が、2040年以降化石燃料車を販売禁止する方針を掲げ自動車の電動化の流れが加速する中で、充電が電力インフラに与える負荷を軽減する新たな仕組みが求められています。
この様な課題の解決策として車載用蓄電池を電力グリッド向けに充放電するV2G技術が注目されております。
*Vehicle to Grid/V2G:電動車の車載蓄電池を束ねて電力グリッド向けに充放電を行い、需給調整に活用すること。
** 三菱自動車はオランダで累計25千台以上のアウトランダーPHEVの販売実績を有しています。
***欧州の系統運用者は、不意の電源喪失や大規模停電等に備えるために一定の予備電力を確保する手段として、市場取引を活用している。同市場は緊急度や供給時間に応じてサービス内容が異なる設計がなされている。
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

三菱自動車工業株式会社

対象者 一般,自動車業界
リンクサイト

http://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2017/detail5128.html