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2022年3月11日

カーリース会社調査 〝パパママ〟6割がマイカー費用に負担感

定額カーリースを展開するナイル(高橋飛翔社長、東京都品川区)は、家計管理を預かる20~50歳代の〝パパママ〟(子どものいる男女)を対象に、インターネット上で「自家用車にかかる費用についての調査」を実施した。

1169人の回答を集計した結果、月々の費用は「1万~2万円」とした回答が3割を超え最も多かった。さらに6割以上が自動車にかかる費用を「負担に感じている」とし、年代が低いほどその傾向が強まった。

調査は1月27日~2月7日に実施。「月々の自家用車にかかる費用の平均はいくら」の質問では、「1万円未満」と「1万~2万円」とする回答が合計で6割を超えた。年代別に見ると20歳代では「3万~5万円未満」が13・5%となり2桁を超えた。また、50歳代では「1万円未満」が34・4%で最も高い構成比になるなど、年代が上がるほど車にかける費用が減少する傾向がみられた。

「自家用車にかかる費用が家計を圧迫していると感じますか?」の質問では、「感じる」とした回答が62・4%に上った。「感じる」人の年代別比率は、20歳代が7割を超え最も高率だった。その一方、40歳代は6割弱、50歳代は半数で、年代が上がるほど減少した。前項の回答分析にあった「年代が上がるほど費用が減少する傾向」との整合性がうかがえる。

「自家用車にかかる費用を下げるためにしていることはありますか?」の回答では、男性の多くがエコドライブなど運転の仕方で費用を下げようとする傾向がみられた。これに対し女性は「必要な時しか車を使わない」「ガソリン代の見直し」など、費用の増減を把握しやすい方法を選ぶ傾向だった。

「カーリースを知っていますか」の質問では、「知っている」が87・1%。男女別では男性が94・5%、女性が83・2%でいずれも8割を上回る認知度だった。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞3月3日掲載