福井県自動車会議所（浮田啓三会長）をはじめ県内１１の自動車関連団体は、福井県（杉本達治知事）に道路整備などに関する要望書を提出した。県内における高規格道路から地域の生活道路まで、バランスの取れた道路ネットワークの整備と維持を訴えるのが目的。

要望書には中部縦貫自動車道の早期全線開通や既存道路の維持・修繕の充実、豪雪時の除雪体制の強化、国や市町との連携など６項目を盛り込んだ。

２月２５日に福井市内で開かれた「福井県と自動車業界との道路に関する懇談会」で要望書を提出した。

浮田会長は「自動車が生活に欠かせない福井県において、バランスの取れた道路ネットワークは不可欠。我々の要望を道路行政の参考にしていただきたい」と挨拶した。福井県土木部の西出俊亮部長は「貴重な意見交換の場として今後に生かしたい」と述べた。

日刊自動車新聞3月8日掲載