日本交通（若林泰治社長、東京都千代田区）は、都内の桜の名所をタクシーで巡る「お花見タクシー」の予約受け付けを開始した。同社に所属する約１万人の乗務員から選抜された東京観光のガイド資格を持つ担当乗務員が、当日の見頃を検討して効率よく桜の名所を案内する。桜の花びらを施した特別仕様車で運行する。

コースは時間帯別で、昼間の「スタンダードコース」２コースと「夜桜コース」２コースを用意した。出発地と最終到着地は２３区内か武蔵野市内、三鷹市内に限る。

予約受け付けは４月１３日まで、運行期間は３月１８日から４月１５日までを予定する。料金は１台３時間１万５２２０円、延長は３０分ごとに２４７０円。

同社では「運行車両は全車、空気清浄機付きの『ニューノーマルタクシー』で、密を避けたプライベート空間で効率よく桜観賞を楽しむことができる」とＰＲしている。

日刊自動車新聞3月7日掲載