ホンダは２月２４日、かまぼこ製造を手がける鈴廣蒲鉾本店と、電気自動車（ＥＶ）の電力を鈴廣本社屋に供給する実証実験を開始したと発表した。１年間の実証実験を通じてＥＶの最適な活用方法やエネルギーマネジメントのビジネスモデルを模索する。

実証実験では、「ホンダｅ」などのＥＶをエネルギーマネジメントに使用する。ホンダが新たに開発した「エネルギーマネジメントシステム」「バッテリーシェアリングマネジメントシステム」を活用し、社屋の電力需給やＥＶの利用状況に応じて充放電するとともに、「運行管理システム」で走行ルートの最適化も図る。

日刊自動車新聞2月26日掲載