2022年2月28日

ルノー・ジャポン　国内初のＨＶ「アルカナ」、５月発売

ルノー・ジャポン（大極司社長、横浜市西区）は２４日、新型ハイブリッド車（ＨＶ）「アルカナ」を５月２６日に発売すると発表した。ルノー車として国内初のＨＶになる。ルノーと日産自動車、三菱自動車の共通の車台に、独自開発したＨＶシステム「Ｅ―ＴＥＣＨ（イーテック）ハイブリッド」を搭載した。

ルノー・ジャポンでは発売に先駆け、４月２３日から東京都と大阪府、愛知県、福岡県で先行展示・試乗会を実施する計画だ。

新型車は直列４気筒の排気量１・６㍑エンジンに、２つのモーターを組み合わせた。運転モードは「マイセンス」「スポーツ」「エコ」の３つを用意しており、好みに合わせて選択できる。外装にはフォーミュラワン（Ｆ１）世界選手権での技術を応用したフロントブレードを装備。内装にもモータースポーツブランド「ルノー・スポール」由来の加飾を施した。グレードは「ＲＳラインイーテックハイブリッド」のみの設定となっている。

同社は今後、「ルーテシア」や「キャプチャー」などの既存モデルにも順次イーテックハイブリッドを導入する方針。新型車の価格は４２９万円（消費税込み）。