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2022年2月21日

日本自動車教育振興財団 電動キックボードの現状を動画で解説

日本自動車教育振興財団(JAEF、内山田竹志理事長)は、高校生向けの動画学習サイト「早わかり!クルマ塾」内のコーナー「最新のクルマ・交通情報」で、電動キックボードに関するレポート動画「『電動キックボード』は日本で普及するか」の公開を開始した。JAEFの調査に基づく動画で、世界各地の普及状況や、日本の交通社会における電動キックボードの位置づけなどを前後編に分けて分かりやすく解説する。

前編のタイトルは「欧米で広がりを見せる電動キックボード」。日本でも昨今注目され始めた電動キックボードは、すでに欧米では短距離移動の手軽な乗り物として普及している。その背景や理由について、JAEFの海外調査で判明した実情を織り交ぜながら紹介する。

後編は「日本での普及可能性と課題」と題し、電動キックボードメーカーのSWALLOW(金洋国代表、川崎市高津区)の取材などを踏まえ、日本における電動キックボードの位置付け、普及への課題を深掘りした。

電動キックボードは最高時速が15~20㌔㍍。2022年度に予定される規制緩和では、車道のほかに路側帯や自転車レーンの走行が可能になるほか、運転免許不要で16歳以上が乗車可能となることが見込まれる。JAEFは、高校生にとって大変身近なモビリティになると考え、その理解を授業などで深めてもらうため動画を制作した。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 中高生,一般,自動車業界

日刊自動車新聞2月17日掲載