いすゞ自動車首都圏（小河原靖夫社長）は、自社オフィシャルＨＰを全面リニューアルし、デジタルコンテンツの充実を図りながら、「いすゞファン」の拡大を図る新たな試みを開始した。これまで、同社が独自に進めてきたデジタルトランスフォーメーション（ＤＸ）施策で培ってきたノウハウを生かし、新たな一般向け動画コンテンツの「首都圏ちゃんねる」を活性化していくプロジェクト「首都圏応援中」をスタートさせた。

同プロジェクトは、いすゞファン拡大のために、コロナ禍以前に、同社が顧客やファン向けに開催していた外部イベントで会場の盛り上げに協力していた芸人の「ふーみん」や「プラスワン」らが出演する動画をコンテンツとして取り入れ、より見応えのある首都圏ちゃんねるを充実させていくことで、いすゞブランドを盛り上げていく。

同社は、オフィシャルＨＰでいすゞ「ギガ」をはじめとした、取り扱い車種の魅力を芸人が「笑いのエッセンス」を加えながら体験し紹介する商品ＰＲ動画の掲出を開始した。今後は、商品だけでなく同社のオフィスやサービス工場などの「拠点紹介」にも芸人が出演する。また、大型車ドライバー向けの省燃費動画などにも芸人が体感しながら紹介を計画しているという。

同社は、ゆかりのある芸人とコラボレーションしながら、いすゞブランドの魅力を発信していくことで、情報のデジタル化だけでなく、今まで情報が行き届かなかった層にもアピールしていくことを狙う。いすゞブランドをはじめ、新たに大型車の魅力に目覚めるファンの獲得なども目指していくという。また、ファン層を拡大し同社で一緒に働きたいという就職希望者の拡大も視野に入れ取り組んでいく。

日刊自動車新聞2月7日掲載