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2022年1月06日

茨城トヨペット 地域振興にeスポーツで貢献、クラブチーム発足

茨城トヨペット(幡谷定俊社長)は、ゲーム機によるスポーツ競技「eモータースポーツ(MS)」活動をスタートさせた。その一環として、eMSのクラブチーム「eNE(イーネ)」が発足。水戸市内で「発足式」を盛大に開催し、高橋靖水戸市長や元レーシングドライバーの脇阪寿一氏らが出席した。

同社の幡谷俊一郎副社長が、「いばらきeスポーツ産業創造プロジェクト推進協議会」の会長を務めていることから、県内のeMSを同社が先導していこうと、イーネを立ち上げた。今後は、同社の社員25人をメンバーに活動していく。発足式で同副社長が「eMS活動を積極的に推進していく。われわれ自動車業界に携わる者として、正しい安全運転を広げていきたい」とあいさつした。

一方、大井川和彦茨城県知事は、「関係者の努力に敬意を表したい。将来のeMSを担う若年層に広げてほしい」とビデオメッセージを寄せた。また、高橋水戸市長は「eMSが産業として発展していく良い流れを作ってほしい」と述べた。

この後、グランツーリスモを使用したeMSのゲーム対戦を実施し、24選手が出場して熱い戦いを繰り広げた。また、幡谷副社長、脇阪氏、トヨタガズーレーシングGTRチームサードのレーシングドライバーである中山雄一選手の3人がトークショーを展開。「eスポーツの魅力とは」をテーマに語り合った。

同社は今後、地域ユーザーを招待しながら定期的にeMSの大会を開催して地域を盛り上げていく。

カテゴリー 社会貢献
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞12月17日掲載