2021年12月15日
東京都内3警察署とタクシー団体 合同で初の事故防止啓発活動
タクシーの繁忙期で事故が多くなる恐れがある年末年始を前に、警視庁丸の内、築地、愛宕の3署と東京ハイヤー・タクシー協会、東京都個人タクシー協会、東京タクシーセンターの都内タクシー3団体が3日、JR東京駅丸の内口など4カ所でタクシー事故防止啓発活動を行った。都内で複数の警察署とタクシー団体が合同で年末の啓発活動を行うのは初めて。
タクシーが集まる同駅を管轄する丸の内署が、同じくタクシーが多い銀座・数寄屋橋交差点を管轄する築地署、JR新橋駅を管轄する愛宕署、タクシー3団体に呼び掛けて実施した。3署管内でのタクシーが関係する事故件数は、都内の他地区に比べて多い傾向があるという。
東京駅では丸の内口と八重洲口で啓発活動が行われた。丸の内署員とタクシー3団体の関係者らが集まり、客待ちのタクシー運転手らに啓発用グッズを手渡して交通事故防止を呼び掛けた。
同署の岡野好直交通課長は「コロナでタクシー需要が減って事故も減ったが、コロナ後は再び増えることも予想される。3署管内はタクシー関係の事故も多く、関係団体と協力して事故防止を呼び掛けたい」と話した。
カテゴリー | 交通安全 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞12月7日掲載