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自動車産業インフォメーション

2021年12月13日

自動車業界団体 新春賀詞交歓会、開催見送る動き相次ぐ

自動車業界団体で、2022年の新春賀詞交歓会を見送る動きが相次いでいる。新型コロナウイルスの感染状況が予断を許さないことに加え、「オミクロン株」の流行も懸念される中、21年に引き続き中止を余儀なくされた格好だ。

日本自動車工業会(自工会、豊田章男会長)、日本自動車部品工業会(部工会、尾堂真一会長)、日本自動車車体工業会(車工会、宮内一公会長)、日本自動車機械器具工業会(自機工、辻修理事長)は先月末、22年の自動車工業団体賀詞交歓会を中止すると発表。

日本自動車機械工具協会(柳田昌宏会長)や日本自動車タイヤ協会(東正浩会長)、全国自動車用品工業会(菱田保之理事長)、日本オートケミカル工業会(渕田昌嗣理事長)なども中止を決めた。

新年の会合は、各団体・企業の関係者が集って業界展望や経営見通しなどの意見を交わし合う場として、重要な役割を担っている。各団体は状況を注視しながら23年以降の開催を模索していく方針で、「23年分の会場確保に向けて、予約の取り合いが始まっている」(団体の専務理事)という。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 自動車業界

日刊自動車新聞12月8日掲載