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2021年11月22日

いすゞ 小学生対象、リモートで「バーチャル社会科見学」

いすゞ自動車は17日、小学5年生を対象にリモート形式で実施する「いすゞバーチャル社会科見学(IVSST)」をメディアに公開した。神奈川県藤沢市立大道小学校向けに実施した様子を紹介した。

IVSSTは、企業博物館のいすゞプラザ(神奈川県藤沢市)と小学校をウェブ会議システムで結び、藤沢工場(同市)のキャブ生産工程や小型トラック「エルフ」の組立工程、我妻智工場長のメッセージや従業員のインタビューを動画で紹介する内容。ミニクイズや質疑応答など双方向のやり取りも行う。

当日は3クラス・110人が参加し、いすゞのものづくりを学んだ。児童らは「いすゞのトラックを街中で見かけたら今日のことを思い出したいです」と感想を述べた。

いすゞは地域社会貢献活動として1980年代から藤沢工場の見学会を開始。いすゞプラザが開館した2017年からはプラザ館内の見学も合わせて実施していたが、新型コロナウイルス感染症の流行により20年3月から受け入れを休止していた。多くの小学校からの要望もあり、今年9月にバーチャル形式で社会科見学再開した。11月17日現在で藤沢市を中心に31校が参加した。

いすゞは、IVSSTを今年度は22年3月中旬まで実施する。今後は全国の小学校にも対象を広げるほか、リアルの社会科見学の再開後にも並行して開催する方針だ。

カテゴリー 社会貢献
対象者 キッズ・小学生,自動車業界

日刊自動車新聞11月19日掲載