日本自動車車体整備協同組合連合会青年部会（伊倉大介部会長）は、オンラインイベント「全国オンラインフォーラム」を２８日に初開催する。同部会のイベントとして初めて、参加対象者を団体外の自動車関連事業者や整備士を目指す学生にも広げた。

イベントはセミナーと展示会で構成し、変化の激しい自動車業界に順応するための情報発信を行う。業界団体が大規模なオンラインイベントを開催するのは珍しい。

オンラインフォーラムは、コロナ禍で中止した全国大会の代替として開催する。特設ウェブサイトを開設し、展示会には協賛会員の整備機器メーカーなど１０社程度が出展する見通しだ。

セミナーは外部講師を招いた６つの講演や対談、パネルディスカッションを予定する。講演は青年部会の２０３０年予測に対して必要となる特定整備制度や車体のマルチマテリアル化への対応などの情報や知識を共有する。また、修理料金など踏み込みづらかったテーマにも焦点を当てる。

伊倉部会長はオンラインフォーラム開催について「社会情勢に左右されない学びの場を提供したい」と意気込む。

カテゴリー	展示会・講演会
対象者	大学・専門学校,自動車業界

日刊自動車新聞11月4日掲載