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2021年11月05日

大阪の自動車関係団体トップ 近畿運輸局長と懇談会を開催

大阪府の自動車関係団体は10月27日、大阪市内のホテルで「近畿運輸局長と自動車関係団体長との懇談会」を開いた。金井昭彦局長や大阪運輸支局の伊藤徳男支局長らと関係団体のトップらが、各業界の現状や抱える課題などについて意見を交わした。

懇談会には自動車の流通や検査、交通などに関わる20団体と3機関が参加した。冒頭には大阪自動車会議所の久保尚平会長があいさつした。新型コロナウイルス感染症の影響による自動車生産の遅れやバス・タクシー需要の低迷などの実情に触れ「懸命な努力を続けていく所存。限られた時間の中で理解を深めていただき、ご指導をお願いしたい」と話した。

金井局長は「観光需要が新型コロナウイルス感染症の影響を受けたことを改めて強く感じた。今後の対策を見直して、一歩ずつ取り戻していく」と決意を明かした。また、自動車業界全体の課題である人手不足などについても「しっかり一つひとつを解決する方策を探り、実行することが重要だ」と強調した。

自動車流通関係では、コネクテッドカーの技術進化と個人情報の取り扱いについてや車検制度の見直し、自動車保有関係手続きのワンストップサービスや車検証の電子化などについて議論した。懇談会は、当初の予定を30分ほど延長して終了した。

カテゴリー 会議・審議会・委員会
対象者 自動車業界

日刊自動車新聞11月2日掲載