神奈川県自動車会議所(吉田修一会長)は、ナンバー交付所と県税事務所を神奈川運輸支局庁舎の隣地に移転した。利用者の構内移動にかかる負担を減らすとともに安全性を引き上げる。

神奈川運輸支局構内は2019年、老朽化した陸運事務所を建て替え、構内の車両動線を大幅に改善した。一方で、支局庁舎がナンバー交付所や県税事務所と離れた立地となり、利用者が構内を移動する必要が生じていた。

そこで神奈川県自動車会議所は、利用者の利便性や安全性の向上を図るため、神奈川県自動車税管理事務所横浜駐在事務所と神奈川県自動車会議所横浜事業所を、支局構内にある庁舎の隣地に移転新築した。

新事業所棟は、神奈川県や横浜市のシンボルカラーであるブルーをあしらった外観とした。1階は、県税事務所と自動車会議所のナンバー交付所をワンフロア化し、2階は倉庫や職員の休憩室とした。

新事業所で落成式を執り行い、吉田会長は「従来と比べ申請手続きの利便性がアップした。新しい生活様式への変化に伴い、各種手続きでも利用しやすい環境作りを進める」とあいさつした。新事業所は18日より業務を開始する。

〈新事業所概要〉

▽所在地=横浜市都筑区池辺町字中里3540-3▽敷地面積=1054平方㍍