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2021年9月24日

スズキと浜松医科大 高齢ドライバーの認知機能と運転行動検証

スズキと浜松医科大学は13日、静岡県浜松市と共同で高齢ドライバーの認知機能と運転行動の関係性を検証する実証実験を実施すると発表した。専用デバイスで取得した運転データと認知の機能検査の結果などを照らし合わせ、互いの関係性を分析する。運転行動の変化をもとに認知機能の低下を早期に発見する技術の開発につなげる。

60歳以上75歳以下の浜松市民ら200人を対象に実証実験を実施する。参加者は事前に「MMSE」といわれる認知機能検査や脳の健康度チェック、運転に関するアンケートを受けた後、スマートドライブ社のデバイスを自家用車に設置して車を使用する。

3カ月にわたってデータを取得し、認知機能との関係性を分析する。募集は10月に開始、申し込みはスズキが受け付ける。

カテゴリー 交通安全
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞9月15日掲載