会員向けクルマ
biz

INFORMATIONクルマの情報館

自動車産業インフォメーション

2021年9月14日

北九州自動車大が初モーターショー 若者に整備士への興味喚起狙う

北九州自動車大学校は、若者の自動車整備士への関心度を高めることを狙ったモーターショーを初めて開催した。山口県内の新車ディーラーや二輪車ディーラー18社が協賛し、新車展示や職業体験コーナーなどを設けた。県内の自動車科を保有する高校も協力した。

産学連携プロジェクトとなる「山口県メカニック&モーターSHOW」は8月24、25日、山口市の山口きらら博記念公園のやまぐち富士商ドームで実施した。自動車離れが進む若年層に自動車や二輪車に興味をもってもらい、自動車整備士という職業にあこがれを持ち、将来目指してもらうのが目的。山口市と下関市の後援を受け、広く来場を促した。

会場では三菱自動車が急勾配の登坂など車両の同乗体験を実施し、来場者の関心を集めた。出展ブースでは新車展示に加え、年代別にターゲットを絞った職業体験コーナーを設けて、整備士の仕事を紹介した。来場者数は2日間で500人を上回った。

地元テレビ局による報道などから関心が高まり、職業体験を目的にした小学生の親子連れの来場が目立ったという。整備士不足から参加ディーラーも今回のイベントに意欲的で、北九州自動車大学校では、内容を充実した上で来年度以降も継続していきたいとしている。

カテゴリー 展示会・講演会
対象者 大学・専門学校,一般,自動車業界

日刊自動車新聞9月8日掲載