日産自動車は19日、NTTドコモと自動運転「レベル2」(運転支援車)による配車サービスの実証実験を横浜市内で開始すると発表した。導入車両は4台。同日、実証実験に参加する一般モニター約200人をインターネットで募り、9月21日からサービスをスタートする。

日産がディー・エヌ・エーと共同開発した自動運転車による交通サービス「イージーライド」と、ドコモによる人工知能(AI)を活用したオンデマンド乗車予約サービス「AI運行バス」を組み合わせ、将来的な「レベル3」以上の自動運転車による交通サービスの実用性を検証する。

配車予約はスマートフォン向けのアプリで行い、横浜みなとみらいと中華街エリアの計23カ所の乗降ポイントを自由に往来できる。実施期間は10月30日まで。