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2021年7月26日

宮城県自動車会議所、会員向け研修体制拡充 リモート開催の案内展開

宮城県自動車会議所(佐々木昌二会長)は、会員に向けた研修体制を拡充している。自動車産業の最新の動向などについて習得してもらうことを目的に、日本自動車会議所(内山田竹志会長)がリモートでも実施する会員研修会について、新たに宮城県自動車会議所の会員に案内を始めた。

4月以降に開催された2回の会員研修会には、延べ6団体が参加して好評を得ている。研修会場に移動しなくても参加できるメリットを活用し、今後も継続して会員への案内を展開する考えだ。

宮城県自動車会議所は、自動車の販売や整備、旅客や物流に関連する8団体で組織する。

2018年11月に県内で甚大な被害が発生した台風19号による自動車関係の被害状況を踏まえて設立した「災害等に対する自動車関係連絡協議会」の事務局を務めており、現在は新型コロナウイルス対策関連情報を発信し、会員や自動車関係団体とのさらなる協調を図っている。

コロナ禍で、これまで都内などで開催される研修会がリモートで実施されるようになった。そのため、研修会場に直接出向く必要がなくなり、交通費を抑えて県内で研修に参加できるメリットが生まれた。

宮城県自動車会議所では、このメリットを会員にも共有してもらうために、日本自動車会議所がリモートでも実施する会員研修会の実施の案内を新たに開始した。自動車産業の動向などの理解を深めることで、今後の事業経営の参考になるなど、参加した会員からの評判も良いという。

宮城県自動車会議所では「リモートを活用して今までできなかったことができるようになった」として、今後も研修の機会を会員に増やしていく意向を示している。

カテゴリー 展示会・講演会
対象者 自動車業界

日刊自動車新聞7月20日掲載