三重県交通安全研修センター（上野利幸所長）は、津市の同センターでサポカーの体験会を柱とした「シニアドライバー安全運転研修会」を開催した。

高齢者の事故が多発する中、サポカーの有効性や機能を理解してもらうために日本自動車販売協会連合会三重県支部（岩井純朗支部長）の協力で開催したもので、県内から２５人の高齢者が参加した。

研修会は、屋外のコースで衝突ブレーキの作動、アクセルとブレーキの踏み間違い防止装置の作動など、サポカー同乗体験を実施。日常での体験がほとんどないだけに、参加者たちはサポカーの高い性能に驚きの表情を見せていた。

また、運転シミュレータによる運転反応検査体験、歩行環境シミュレータによる車道横断体験、視野診断体験、エアバッグ衝撃体験も行った。

日刊自動車新聞7月6日掲載