福島県自動車会議所（佐藤良也会長）は福島市で「２０２１年度定時評議委員会」を開催した。佐藤会長ら理事と評議員、監事など１７人が出席し、２０年度事業報告と公益目的支出計画実施報告、２１年度事業計画などについて審議し、満場一致で承認した。

冒頭、挨拶に立った佐藤会長は公益事業である「交通安全の推進」の取り組み状況や２０年度の新車登録・届出台数などについて説明した。

２１年度は公益目的実施事業の一環として「自動車利用の安全及び利便の増進」に注力する。「セーフティチャレンジ事業」の共催などを通じて交通安全運動を推進するほか、自動車点検整備推進運動、不正改造車排除運動の推進のための支援協力などを実施する。また、任期満了に伴う評議員の改選が行われ、全員が再任された。

評議委員会後は理事会を開催した。任期満了に伴う役員改選が行われ、７人が再任し、新たに佐藤信成氏（福島県トラック協会会長）が理事に、宮地和久事務局長が専務理事に就いた。前任の鈴木義男氏は退任した。

日刊自動車新聞7月6日掲載