2021年7月06日
新生「日産東京販売」が船出 国内最大規模の日産系販社
日産東京販売ホールディングス(NTH)は1日、全額出資子会社である東京都内の日産3販社を統合した日産東京販売(日産東京、竹林彰社長)を発足させた。
販売台数、拠点数、従業員数ともに国内最大規模の日産販社となった日産東京は同日、品川区立総合区民会館(東京都品川区)で発足式を開催し、竹林社長が「首都東京でトップディーラーであり続ける」ことを強調した。3販社統合のシナジーでNTHの中期経営計画(2019~22年)も加速する。
日産東京の陣容は従業員数2313人、年間新車販売台数2万190台(20年度)、年間中古車販売台数3万3733台(同)、新車117店舗、中古車20店舗など。
新車店舗の内訳は、日産112店舗、ルノー5店舗の計117店舗。日産店舗は東西の事業部に編成して9営業部を設置し、23区内61店舗の東部事業部には第一~五営業部、三多摩地区51店舗の西部事業部は第六~九営業部を置いた。またルノーの営業体制は旧日産プリンス東京の事業部であったルノーNT販売をそのまま継続させた。
式典はコロナ禍に対応して1千人収容の会場に役員と部署長27人を集め、会場から店長らにライブで配信した。
映像を用いた旧3販社の歴史の振り返りや竹林社長による今後の目標説明、日産自動車の星野朝子執行役副社長のメッセージVTR、役員・部署長の紹介、新車営業部長9人による決意表明などを行った。当日の映像を編集し、社内動画配信サービスを通じて全社員が見られるようにする。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞7月2日掲載