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2021年7月06日

自動車教育振興財団 宮城の高校でEVの出張授業

宮城県加美農業高等学校(阿部幸弘校長)で、日本自動車教育振興財団が主催する講師派遣事業が行われた。農業機械科の3年生33人が出席し、講師を務めた日産サティオ宮城(小林正樹社長)による「電気自動車について」の講義を受講した。

同校3年生を対象とした講義は3回目。「全員参加」をテーマとしており、会場設営から片付けまで出席者全員で取り組んだ。

生徒たちは座学で電気自動車(EV)とガソリン車の違いやモーターで発電して走行する仕組みなどを学んだ。また、「リーフ」「ノートeパワー」などの現車を使った説明で内部の構造について理解を深めたほか、日産サティオ宮城の社員が運転する車での体感試乗やプロパイロットパーキングの体験を行った。

加美農高農業機械科は自動車整備について専門的に学ぶ部門を設けている。全学年で講師派遣事業を依頼しており、学習内容に応じて自動車や整備への興味関心を高めている。

担当の関川吉彦教諭は「車やバイクが好きな生徒が多い。講義を行ってもらえることは非常にありがたい」と話した。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 中高生,自動車業界

日刊自動車新聞6月25日掲載