2021年6月21日
32年間の盲導犬育成・貸与支援 自販連に感謝状
日本自動車販売協会連合会(自販連、加藤和夫会長)は、32年間にわたって盲導犬の育成、貸与を支援してきた功績が称えられ、全国盲導犬施設連合会(井上幸彦理事長)から感謝状が授与された。これまでに盲導犬1頭の育成につき200万円を拠出し、昨年3月末までに198頭を目の不自由な人に届けた。
10日に都内で感謝状贈呈式が行われ、加藤会長が全国盲導犬施設連合会の篠田林歌事務局長から感謝状を受け取った。自販連は1988年12月、創立30周年事業の一環として盲導犬の育成支援に乗り出した。
全国の会員、支部関係者で「コーヒー1杯の善意を全国の目の不自由な人たちに」をキャッチフレーズに浄財を募り、「公益信託自販連盲導犬育成基金」を設立。合計3億6422万円を運用した。
同基金による事業は20年3月で終了し、現在は自販連各支部が主導する形で各地域において継続して行われている。盲導犬だけでなく、介助犬や聴導犬など補助犬にも対象を広げ、本部、支部が連携して1頭当たり200万円の支援を全国の育成施設などに届けていく考えだ。
カテゴリー | 社会貢献 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞6月17日掲載