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2021年6月21日

全軽自協 新会長にスズキ自販東京会長の赤間氏

全国軽自動車協会連合会(全軽自協)は16日、第56回通常総会を都内で開き、任期満了に伴う役員改選で新会長に赤間俊一スズキ自販東京会長を選出した。就任の挨拶で赤間会長は「100年に1度の大変革の時代に軽自動車を守り、さらに成長させていく。メーカーにしっかりとお客さまの声を届けていきたい」と述べた。堀井仁前会長は顧問に就いた。

役員改選では、副会長に成瀬修ダイハツ東京会長、田口忍ホンダライフ社長、中村博之トヨタカローラ鹿児島社長を新任。長田昭夫東日本三菱社長、山本本山大阪スバル社長、大原敏之山口マツダ社長、原田彦ェ門北海道日産社長を再任した。

このほか総会では21年度事業計画と予算を承認。新たな重点施策として「軽自動車の自動車検査証電子化に向けた適切な準備・対応」を盛り込んだ。

2期4年にわたって軽自動車業界の振興に尽力した堀井前会長は退任の挨拶で「国内自動車保有の4割が軽自動車。まさに地方、地域のインフラを形成している。地方創生、女性活躍、高齢者支援を考えると、軽自動車はすぐに無くならない」とし、さらなる業界の発展を期待した。

赤間俊一氏(あかま・しんいち) 1981年3月法政大経営学部卒、鈴木自動車工業(現スズキ)入社。群馬営業所やスズキ二輪北海道、スズキ二輪東京などを経て、2004年4月スズキ東京支店渉外課長、15年7月同支店長、19年6月常務役員東京支店長、21年4月参与。19年6月からスズキ自販東京会長を兼務。仙台市出身。1958年生まれ。63歳。

カテゴリー 人事
対象者 自動車業界

日刊自動車新聞6月18日掲載