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2021年6月17日

富山ダイハツ 高齢者の事故低減へ「健康安全運転講座」を開催

富山ダイハツ(荻原道郎社長)は、シニアドライバーを対象とした「健康安全運転講座」を高岡店で開いた。ダイハツ工業が主導した「高齢者の事故低減」に向けた産官学民での取り組みに呼応して企画した。

同社店舗での開催は昨年に続き2回目で、市内に住む70歳から75歳までのシニアドライバー8人が参加した。

「いくつになっても自由に移動できる自立した生活」のサポートを目的とした講座で、理学療法士による運動指導や日本自動車連盟(JAF)富山支部(笹山泰治支部長)による安全運転講習会、同社スタッフによる衝突回避支援システムの体験を行った。

参加者は、体力測定と運転に必要な筋力や認知機能を維持するために行うトレーニング方法を学び、運転席に座ったスタッフの目線カメラの映像を見ながら死角についての説明を受けた。スタッフ運転の車両に同乗しブレーキの作動状況も体感した。

参加者は、「自分のクルマにも同様の装備が付いているが、実際に機能を体験するのは初めて」と驚きの表情を見せた。同社は行政への協力を要請し、他店舗での開催を実現したいとしている。

カテゴリー 交通安全
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞6月7日掲載