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2021年6月10日

タクシー車窓に投影広告開始 東京スカイツリーで出発式

ソニーグループのタクシー配車アプリ大手、S.RIDE(エスライド、西浦賢治社長、東京都台東区)と電子広告などを手掛けるニューステクノロジー(三浦純揮代表取締役、同港区)は、空車時のタクシーの車窓に画像投影して広告を表示するデジタルサイネージ(電子広告)「Canvas(キャンバス)」のサービス開始を記念して、「出発式」を東京スカイツリー下のソラマチ広場(同墨田区)で開いた。

5月末に国際自動車(km)と大和自動車交通が都内で50台ずつ計100台で広告サービスを開始したことに合わせて開催した。出発式には両社および今後サービスを予定するグリーンキャブ、寿交通、チェッカーキャブ無線協同組合の関係者が出席した。

AGCが商品化した透明スクリーンに広告を投影、通行人らに商品などを訴求する。6月第1週は人気漫画のPR広告を映した。

ニューステクノロジーによると、6月は全広告枠が埋まり、7月もほぼ空きがない状況。8月以降にサービス台数の増加を検討し、2022年度には3千台規模に拡大する計画という。

同社の三浦代表取締役は「3千台規模だと街中で見かけない日はないと思う。『何だあれは』と視認されるはず。サービス車両3千台は、早期に達成したい」と意欲を語った。

広告料金は車両100台に付き1週間500万円(消費税別)からという。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞6月7日掲載