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2021年6月11日

東京バス協会 新会長に南氏、「課題解決に一致団結」

東京バス協会は3日、都内で開催した2021年度定時総会・理事会で役員改選を行い、南正人副会長(国際興業社長)が新会長に就任した。南会長は「コロナ禍をどう乗り切っていくか、オリンピック・パラリンピック輸送、労働力不足、安全確保など懸念材料がたくさんある。協会は一致団結して課題解決にまい進していく」と抱負を述べた。

新任の副会長には内藤泉路線バス部会長(関東バス社長)、同部会長には丸山荘京王電鉄バス社長が就任した。その他の役員は再任された。

今年度事業計画の審議では、東京都交通局からの「電気バスなどの環境対応車の開発に踏み切る国内メーカーが少ない。開発をお願いしてほしい」との意見を受けて、国内メーカーへの働きかけを強めることを確認した。

また、総会に合わせて毎年実施している観光バスガイドの表彰式では、5年以上勤務した成績優秀者に贈る「日本バス協会長褒賞」に4社11人、3年以上勤務した成績優秀者に授与する「東京バス協会長表彰」に8社38人を選んだ。

カテゴリー 人事,会議・審議会・委員会
対象者 自動車業界

日刊自動車新聞6月7日掲載