2021年5月28日
タクシー車両、コロナ対策商品 飛沫から運転席をガード
国際自動車グループで自動車用品販売を行っているkmGオートアシスト(松本良一社長、東京都港区)は、タクシー車両の運転席を囲い飛沫拡散を防止する新型コロナウイルス感染症の防止対策商品「ミラクルガードL」の販売を開始した。
工具不要で簡単に取り付け可能で、装着したままで車検に対応する。こうした特長と運転者の安心感を訴求して拡販を目指す。
新商品は、運転席の左側と後部を仕切るL字型の形状で、透明な樹脂製として視界を遮らないようにした。厚さは4㍉。振動に強く、耐衝撃性・耐熱性に優れる。
対応車両はトヨタ「ジャパンタクシー」「クラウン」。ジャパンタクシーでは、取り付けたまま車いすの乗降を可能にした。また、釣り銭トレーや決済機の取り付けにも配慮したほか、後部エアコンの送風を妨げない加工を施した。
手で回して取り外しできるネジを使用して脱着性を確保した。価格は、ジャパンタクシー用が1万9800円(同社羽田工場での引き取りは1万8700円)、クラウン用は1万8150円(同1万7050円)。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞5月24日掲載