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2021年5月27日

車工会 会長にトヨタ自動車東日本社長の宮内氏

日本自動車車体工業会は21日、2021年度通常総会を開催し、任期満了に伴う役員改正で新会長に宮内一公氏(トヨタ自動車東日本社長)、副会長に増井敬二氏(トヨタ車体社長)を選任した。木村昌平前会長は相談役に就いた。

宮内新会長は、「当会は社会生活を豊かにし、安心・安全な社会に不可欠なさまざまな働く車の製造を行う大変重要な団体だ。73年にわたり諸先輩が築いてきた長い歴史が現在の当会を支えていることを想うと当会の会長としての責任を痛感し、改めて身が引き締まる思いだ」と挨拶した。

木村前会長は、「任期2年のうち約1年半がコロナ禍により、対面での活動が制限されるなど事業計画の変更を余儀なくされた。一方で、会員のみなさまのご協力でウェブを活用した理事会や技術発表会など諸活動において活性化を図ることができた」とし、今後の新体制での同会の活躍に期待感を示した。

総会では、20年度の事業報告並びに収支決算報告、21年度の事業計画案、収支予算案が審議され、すべて承認された。

21年度の重点活動項目としては、会員メリットに直結する事業推進、会員数と当会行事への参加者の増加、人材育成を中心とした中小会員支援策の充実を進める方針で車体業界の成長を確かなものにするとしている。

カテゴリー 人事
対象者 自動車業界

日刊自動車新聞5月24日掲載