2021年5月17日
横浜市 市役所で「FCV体感フェスタ」を開催
横浜市(林文子市長)は市民に燃料電池自動車(FCV)を身近に感じてもらうため、横浜市役所(横浜市中区)で「FCV体感フェスタ」を開催した。
トヨタの「ミライ」やホンダの「クラリティ・フューエル・セル」、燃料電池バスを展示したほか、燃料電池教室を実施するなど、水素でクルマが走る仕組みについて学ぶ機会なども提供し、FCVを「見て!知って!体験して!」もらうことでその魅力を広く発信した。
同イベントには、神奈川県オールトヨタ販売店が協力し、展示用車両や市庁舎周辺を走行する試乗車としてミライを出展した。
オープニングセレモニーには、神奈川トヨタの市川英治社長や横浜トヨペットの宮原漢二社長が出席したほか、トヨタ自動車国内営業部の平野義孝神奈川地域駐在員担当部長と女優で県内オールトヨタ販売店アンバサダーの釈由美子さんが、水素でクルマを走らせる仕組みについて解説した。
林市長はセレモニーで、横浜市が2020年12月に県内オールトヨタ販売店など7社とFCV普及啓発に向けた協定を締結したことなどに触れ「水素ステーションの増設を進め、オールトヨタと連携しながら何としても脱炭素化を実現していく」などと挨拶した。
横浜市は50年までに温室効果ガス実質排出ゼロの実現を目指す計画「ゼロカーボン横浜」を掲げ、脱炭素化に取り組んでいる。
カテゴリー | 展示会・講演会 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞5月13日掲載