2021年4月26日
東京都トラック協会、理事会開催 経済活動けん引役に
東京都トラック協会(東ト協、浅井隆会長)は、東京都中央区のAP日本橋で「令和2年度第4回理事会」を新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、会場の出席者とウェブ会議システム「ズーム」での参加を併用したハイブリッド方式で開催した。「令和3年度の事業計画案」などを審議し承認した。
東ト協は、21年度新たに3事業「働きやすい職場認証制度取得促進助成事業」「改正貨物自動車運送事業法の周知徹底及び標準的な運賃の浸透等による適正な運賃・料金収受の推進」「グリーン・エコプロジェクトにおけるDX(デジタルトランスフォーメーション)導入の支援」を実施する。
一方、「ベストドライバーコンテストの廃止」や「経営者実務研修コースを経営者コースに統合」を計画。
9月に開催予定の「トラックフェスタTOKYO2021」は、コロナ禍の都内情勢などを踏まえながらも「連続した同フェスタ中止による開催意義低下の回避」を目指し、開催方法の変更や簡素化、DXによる代替案を提案。同フェスタ実行プロジェクトで議論を進めていくとした。
浅井会長は「われわれトラック運送事業者は、都民の命と暮らしを支え、経済活動のけん引役となることが期待されている」などと挨拶した。
カテゴリー | 会議・審議会・委員会 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞4月21日掲載