2021年4月26日
福井県 サポカー購入費用に高齢運転者向け助成金
福井県は、高齢運転者が安全運転サポート車(サポカーS)を購入時に係る費用の一部を助成する「交通死亡事故防止対策事業補助金」を新設する。
新車・中古車問わずサポカーSワイドの該当車が対象で、運転する時間帯や地域などを自主的に限定する高齢運転者に対して2万円を補助する。申請受付開始日は6月1日から。
総予算額は1億円で、5千台分の補助を想定する。国の実施するサポカー補助金との併用が可能で、県は「高齢ドライバーによって起因される交通事故を、車両の安全装備で少しでも多く防止することが目的」(県民安全課)と強調する。
車両は2021年4月1日以降に登録・届出された新車・中古車が対象。リースや残価設定型クレジットでの購入も助成される。補助は登録・届出日に県内に居住し、21年度内に満65歳以上となる高齢運転者を対象としている。
県が高齢者運転者に働きかけている、運転する時間や場所を限定する「限定運転」に取り組むことを宣言するほか、県税に滞納がない必要がある。
カテゴリー | 交通安全 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞4月21日掲載