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2021年4月5日

阪神高速道路 4日から新交通管制システム運用開始

阪神高速道路(吉田光市社長)は、4月4日午前0時から新たな交通管制システムの運用を開始。高速道路で初となる事故リスク情報の提供などの情報板の新機能導入や、バックアップ体制の強化を通じて安全・安心かつ快適な道路サービスの実現を目指す。

利用者への情報提供力強化の一環で交通状況などを表示する情報板に新機能を追加する。1つは事故リスク情報の提供開始。天候や交通状況などをもとに特定区間の事故の発生しやすさを算出する。同区間通過前に情報板を通じて注意喚起することで、交通事故の発生軽減につなげる。

もう1つは渋滞通過時間の提供開始。渋滞長に加えて、具体的な通過時間も表示する。交通状況の把握しやすさを高め、利用者に最適な経路選択を促していく。

災害時を想定し、交通管制システムの補完体制も強化した。地区内でバックアップする体制から大阪地区と兵庫地区が相互にバックアップする体制に切り替え、システムの強じん性を高めた。

カテゴリー 交通安全
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞3月31日掲載