2021年3月31日
自技会カーデザインコンテスト 最優秀賞は福島の高校生
自動車技術会(寺師茂樹会長)は22日、中高生を対象とした「第9回カーデザインコンテスト」の受賞作品を発表し、オンラインで表彰式を行った。
同コンテストは、クルマをデザインする面白さを体験してもらう機会を生徒らに提供し、次世代のカーデザイナーの発掘につなげることをねらい毎年実施。
最優秀賞のカーデザイン大賞には、福島県立福島高校の高橋洋充さんがデザインした「Omni Mobile(オムニモービル)」が選ばれた。
募集したデザインテーマは「10年後の暮らしを楽しくする乗り物」で、高校生289件、中学生23件の計312件の応募があった。自動車メーカー各社のデザイナーやエンジニアが審査員を務めた。
従来は審査員が集まり作品を評価していたが、今回は新型コロナウイルス感染症の予防として応募作品をすべてデータ化し、パソコン上で評価してもらった。表彰式もオンラインで実施した。
カーデザイン大賞のほか、イメージや機能が優れる様子が表現された作品に与えるカーデザイン賞2点と、工学的な工夫に優れた作品が対象の「ダビンチ賞」1点、審査員特別賞2点、佳作20点を選出した。
カテゴリー | キャンペーン・表彰・記念日 |
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対象者 | 中高生,自動車業界 |
日刊自動車新聞3月24日掲載