2021年3月31日
環境省 EVの国立公園駐車料金を4月から無料化
環境省は23日、全国12の国立公園と国民公園について電気自動車(EV)の利用で駐車料金を4月1日から順次、無料化すると発表した。燃料電池車(FCV)でも同様に措置する。同省でも普及に力を入れているEVやFCVを購入したユーザーの還元策の一つに位置付ける。
また、小泉進次郎環境相は「ゼロカーボンパークの取り組みを新たに始める」ことも表明。公園内施設の脱炭素化に取り組むと同時に、利用者にEVやFCV利用を促すことで、「国立公園をカーボンニュートラルのショーケースにしていく」考えだ。
「阿寒摩周国立公園」をはじめとする全国10カ所の国立公園では5月1日にかけて、順次無料化の対象を広げる。これらはEVとPHVで利用した場合の駐車場料金は終日無料とする。
一方、国民公園の「新宿御苑」は2時間まで、「京都御苑」は3時間までの駐車料金を4月1日から無料とする計画だ。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞3月25日掲載