2021年3月19日
福井自販協 交通安全対策で損保ジャパンと連携協定
福井県自動車販売店協会(浮田啓三会長)と損害保険ジャパンは、損保ジャパン福井ビルで「交通安全対策に関する包括連携協定」を締結し、締結式を行った。
同協会の会員ディーラー20社に向けた講習を同社が行うほか、安全運転サポート車(サポカー)の促進、高齢者ドライバーを中心に自動車ユーザーに対して交通安全の啓発活動に取り組むことを目的とする。全国の自動車販売店協会と同社が協定を結ぶのは初めて。
福井県は10万人当たりの交通事故死者数が2017~18年の2年間で全国ワースト1位だった。
19年にワースト1位を脱却したものの、高齢者が犠牲となるケースが依然多く、同協会や同社はそれぞれに交通安全の啓発活動を進めてきた。今後はまず、5月に同協会が会員ディーラーの新入社員向けに行うセミナーを同社がサポートする。
協定締結に先立ち、同社から同協会に足踏み式消毒スタンドを2基贈った。締結式では浮田会長が「交通事故をなくすために何かできないか思案していた時に思いが合致した」とあいさつした。
同社の西岡克敏北陸自動車営業部部長は「県民のますますの安心を届けるために協定締結を決めた」と話した。
カテゴリー | 交通安全 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞3月16日掲載