2021年3月12日
第一交通 タクシー乗務員中心に正社員2千人採用
第一交通産業(田中亮一郎社長、北九州市小倉北区)は、タクシー乗務員を中心にグループ全体で正社員2千人の採用などの施策を盛り込んだ雇用拡大策「雇用創出プラン2021」を発表した。
同プランでは正社員の大量採用のため①グループ(34都道府県127社)や提携会社(47都道府県452社)での希望勤務地紹介②住まいのあっせん(寮や社宅など)③自社託児所や提携保育所の準備④外国人労働者の積極的な採用と受け入れ環境の整備―などを打ち出した。
採用を目指す2千人の内訳は、大学新卒200人、高校新卒100人、中途1700人としている。
同社は「雇用の確保・拡大」を重要な経営課題としてさまざまな取り組みを展開してきた。特に国土交通省の「女性ドライバー応援企業」の認定を受けて女性用のトイレや更衣室の整備など職場環境の整備を進めた。その結果、現在717人の女性乗務員が在籍している。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 大学・専門学校,一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞3月8日掲載