日本中古自動車販売協会連合会（ＪＵ中販連、海津博会長）は、新型コロナウイルス感染予防対策の強化に取り組んでいる。コロナ禍での営業活動に関する指針や感染予防対策などを取りまとめて、会員各社に実践を呼び掛けている。

感染予防への意識づけを高めるとともに、中古車小売りの強化につなげていきたい考え。

昨年末に、小売振興委員会が中心になって「コロナ禍における小売強化のための取り組み」をとりまとめた。これを踏まえて、従業員の体調管理や店舗での感染予防対策などに関する情報を会員限定サイトで公表している。

また、感染予防対策に関するセルフチェックシートの提出を会員に求めており、結果内容を確認できた会員に対しては、希望すれば「感染予防対策実施店」と記載した店頭告知用のポップやステッカーを提供する。

料金は無料。一般ユーザー向けサイト「ＪＵジャナイト」の店舗案内でも、感染予防対策実施店の表示を掲示する。

非対面による商談ニーズも増えていることから、オンライン商談ツールの積極的な活用や、フェイスブックなどＳＮＳ（ソーシャル・ネットワーキング・サービス）を使った顧客とのコミュニケーション強化の必要性も訴えている。

カテゴリー	白書・意見書・刊行物
対象者	一般,自動車業界

日刊自動車新聞3月9日掲載