2021年2月22日
自再協 フロン回収用ボンベ、適正な検査呼びかけ
自動車再資源化協力機構(自再協、嶋村高士代表理事)は、フロン類の回収事業で使用するボンベの検査について注意を喚起している。ホームページ上で製造から20年を超えた「継ぎ目のあるボンベ」には2年ごとの検査が課せられていることをなどを示し、安全確保のための適正使用を呼びかけている。
〝旧フロン法〟の施行から20年近く経過し、2001年以前に生産されたボンベの増加が想定されるため注意を喚起する。検査期限の切れたボンベにガスを充填すると「高圧ガス保安法」に違反することを明記したチラシを制作しホームページに掲載。
20年以上経過したボンベに充填する場合、作業を行う時点から遡って2年以内に検査を受けている必要があるという。
チラシでは「20年経過の考え方」および「検査期限の確認方法」をイラスト、図表、文章で解説。また20年未満の継ぎ目のあるボンベについては5年もしくは6年ごとに、継ぎ目のないボンベは製造経過年数を問わず5年ごとに検査の必要があるともした。
自再協はいずれのタンクも期限の前月末までに検査を完了させて、安全管理を徹底してほしいとした。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 自動車業界 |