2021年2月19日
オートバックス 検温タブレットを発売、追跡サービスも
オートバックスセブンは、子会社のエー・ディー・イー(ADE、八塚昌明代表取締役、大分県別府市)を通じて体表温検知端末の取り扱いを開始する。
非接触での検温を可能とし、施設入口などでの利用を見込むほか、人工知能(AI)の画像認識によるシフト管理やマーケティングなどへの活用も想定する。QRコードを活用した新型コロナ感染追跡サービスも開始する。
オートバックスセブンが出資するABシステムソリューション(小貫喜和代表取締役、東京都江東区)が手掛け、ADEが総代理店として販売する。タブレット型の体表温検知端末「フレアゲート」は、高熱やマスク着用の有無などを非接触で把握できる機器。
スタンド費用や設定・保守にかかる費用を組み込んで22万9千円で提供するほか、初期費用1万5千円、2週間当たり2万円のレンタルプランも用意する。
将来的にはAI画像認識による人数計測や性別・年代の分析などの把握も可能とし、シフト管理やマーケティングなどのサービスにも展開する予定。
メール通知による感染追跡システム「QRBOX for コロナ追跡サービス」の運用も開始した。QRコードを活用したアンケートプラットフォームを感染追跡に応用したもので、氏名や住所を登録せずに利用できる点が特徴。
昨年5月から自治体などに無償提供していた。月額料金は3万5千円からで、別途初期費用5万円が発生する(価格はいずれも消費税別)。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞2月6日掲載