2021年2月16日
日野自動車 首都圏の3販売子会社、7月に統合
日野自動車の販売子会社である東京日野(桑原優社長)、横浜日野(樫原章治社長)、千葉日野(在原和美社長)の3社の統合日が7月1日に決まった。同日付で東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の1都3県の東京都市圏をカバーする新会社の事業をスタートする。
新会社の本社は現在の東京日野の本社ビル(東京都港区)内に置き、各都県に支社を配置して、運送事業者の配送ネットワーク広域化や地域密着の活動に対応する。
首都圏における幹線道路網の整備進展などに伴い、運送事業者の配送ネットワークが広域化している。このため顧客に対し、都県境を越えたサービス対応を迅速・円滑に提供することが不可欠となった。
このため日野は、東京都市圏を商圏とする直営3社を1社にまとめ、トータルサポート体制を強化する。
統合に向けて3社では、新会社のスムーズなスタートに向けた活動を推進。顧客に対しては1社体制によりサービスの利便性が増すことを訴求している。合わせて運送事業者などの拠点網の広域化に対応するため、顧客ごとにサービス対応の主管拠点を決める作業などを進める。
また、新会社の名称や組織などを決めるとともに、今後数年かけて資格制度などの統一化や3社の文化の融合などを進めていく方針だ。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞2月10日掲載