2021年2月10日
東北運輸局 タクシー事業者9社に貨物運送事業を認可
国土交通省東北運輸局(亀山秀一局長)は、東北6県のタクシー事業者9社に、食料や飲料輸送に関する「貨物運送事業」を許可した。
コロナ禍を受けて、昨年9月まで特例措置として認めたタクシー事業者による食料などの輸送に問題が生じなかったことを背景に、国交省が特例措置の期限後も食料や飲料の運送ができるように措置したことから、東北運輸局として初の許可を行った。
新型コロナウイルス感染拡大により、食事はデリバリーや出前を活用する「新しい生活様式」が普及しており、タクシーが食料や飲料を輸送するニーズを引き受けることに対する期待が大きい。
今後も、食料などの輸送ニーズが見込まれることから、国交省は、タクシー事業者が貨物自動車運送事業法の許可の取得により、継続して食料などの運送ができるように措置した。
東北運輸局は、今後も申請事業者の審査を進めて、順次、許可していくとしている。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞2月5日掲載