兵庫県自動車整備振興会・同商工組合（西原興一郎会長・理事長）は近く、オンライン形式で外国人技能実習生の受け入れをテーマにしたセミナーを開く。

当初予定していた同セミナーの今年度開催を新型コロナウイルスの感染拡大で見送ってきたが、会員からの要望も多く、オンライン形式で実施することにした。

同セミナーは、カンボジアで自動車整備人材の送り出し機関を運営するリネットジャパンＨＲ（加藤祐宣社長、名古屋市中村区）から講師を招き、カンボジア人実習生雇用について行う。技能実習制度と特定技能制度の概要や受け入れ時の注意点など、外国人実習生ならではの採用がテーマ。

兵庫整振・整商では、会員事業者の人手不足は引き続き深刻で「外国人実習生の採用意欲は高い」という。今年度もこうした外国人雇用に関するセミナー開催を予定していたが、コロナ禍で実施できなかった。

今回、会員事業者の要望に応える形でオンライン形式によるセミナー開催を決めた。開催時期は「年度内にも実施したい」と調整中だが、早ければ２月にも開催する計画だ。

日刊自動車新聞2月2日掲載